住宅を買った後に後悔はしたくない!
「念願のマイホームを購入したけどローンに追われて後悔している」こういったことも珍しい話ではないですよね。
夢のマイホーム暮らしを始めたのに現実はローンに追われてギリギリの暮らしをしている、なんてこともよくある話です。
ずばり後悔しない家を買うためには価値が下がりにくい家を買うべきです。
今回の記事では実際に後悔することが多い原因や、後悔しないためにはどういう家を選ぶべきかについて解説していきます。
よくある家を購入した後で後悔したケース
憧れのマイホームを購入しても後悔する方は結構多いものです。
その中でも特に後悔する原因を3つ紹介します。
毎月の支払いが多いこと
家を購入して後悔した原因の1つが毎月の支払いが想像以上に多いことがあります。
以下のことが原因になり、生活が苦しくなるケースが多いです。
- そもそも深いことを考えずに住宅ローンを組んだ
- 予定よりも子供が増えた
- 会社を退職してしまった
- マンションに住んだ時にローンの返済だけを考えていた。(固定資産税や管理費、修繕積立金を忘れていた)
もちろん想定外のことが起こってしまったケースもありますが、予期できるものもありますよね。
例えば住宅ローンを組む際は月々の支払額と年数を考えて、マンションの場合はローン以外にもかかる固定資産税や管理費も含めて毎月払えるのかを判断しましょう。
予算より少し高いけど好条件の家が見つかると、ついついなんとかなると思い契約してしまいがちですが、冷静に返済シミュレーション等を利用してから判断しましょう。
間取り
想像以上に家族が増えたり、2世帯で住むようになったりしたことでもっと大きい家にすればよかったと後悔することもあります。
構造・設備
構造や設備に関しては以下のようなことで失敗することがあります。
- 収納が少ない
- コンセントの位置が使いづらかった
- 家事動線の場所が合わなかった
コンセントの位置や配置まで考慮し、家電を使う予定の場所に必要な数のコンセントがあるかをイメージしてみましょう。
立地
よくある失敗例として安く広い家を郊外に買ったため、通勤や通学が困難になるケースがあります。
後は何をするにしても車で移動をしなければいけないことに苦労することも。
家の付近にはコンビニやスーパーはあるのか、最寄り駅は徒歩何分以内で行けるのか、最低でもこれらの事は確認しておきましょう。
家の場所選びに失敗すると取り返しがつかなくなってしまうので、立地については必ず購入前に見直してください。
環境
近所にゴミ屋敷があったり、近所に住んでいる人とウマが合わなかったりと住環境が良くないことも失敗の1つとして挙げられます。
他にも以下の事にも気をつけておきましょう。
- 近隣のスーパーの品揃え
- 住宅の日当たり具合
- 近隣施設の込み具合
- 子供がいる場合は学校や保育園の雰囲気
確認する際はネットだけではなく現地に行って自分の目で確かめてくださいね。
資産として価値が下がりにくい家を選ぼう
恐ろしい事実ですが、少しでも住んだ途端に新築の価格が2割下がるといわれています。
賃貸ではなくマイホームとして住むことの利点は家が資産になることですが、ローンを払い終わってもそれほどの資産にならない可能性があります。
マイホームを買うときは手放すことなんて少しも考えていないと思いますが、想定外の事態も頭に入れておきましょう。
そのため価値が下がりにくい家、言い換えれば「売却しやすい家」を選ぶ必要があります。
売却しやすい家というのは立地が良く注文住宅ではない普通の家です。
作るときに二世帯住宅や6LDKなど自分のこだわりを入れるとどうしても売れにくくなります。
建物としての価値が下がっても、土地の価値が下がることはあまりないため立地の良い土地を選ぶ必要があります。
都心部へのアクセスに優れているような主要駅の近くで、マンションの場合は徒歩10分以内、戸建ての場合は徒歩15分以内を目安にすると良いでしょう。
まとめ
「マイホームを買うときは売りやすい家を選びましょう」といわれてもなかなかピンとこないものですよね。
ただ万が一のことを考えるとやはり売りやすく、資産になりやすい家を購入することがおすすめです。
後悔しないためには無理のないプランで住宅ローンを組み、資産価値の高い家を選びましょう。
マイホームを購入するのがゴールではなく、幸せな生活をつかむことがゴールなので、自分の中で選ぶ基準を冷静に判断してから家を購入してくださいね。