住宅ローンにも種類があるって知ってますか?

誰しも住宅購入でまず頭を悩ませるのが住宅ローンの組み方です。

費用が高額であるが故にローンの組み方も多彩。
理解不足の末、将来的に損をする選び方をしてしまうこともあり得ます。

かといい、住宅ローンについて調べても専門用語ばかり。
なかなか住宅購入に踏み出せません。

今回はそのような負担を減らすべく、住宅ローンの仕組みをはじめ、種類や選び方を中心にわかりやすくまとめていきます。

住宅ローンと一般的なローンの違い

マイホーム購入で必要なローンは、住宅ローンと一般のローンと違いがある住宅ローンを組む前に押さえておきたい大切な前提知識があります。
それは、住宅ローンと一般的なローンの違いです。

住宅ローンは住宅を担保にお金を借りるという点で異なります。
つまり、住宅ローンが返済不可能になったとき、住宅は差し押さえられ、残りの返済額に充当される可能性があるということです。

いざ返せなくなっても住む家があれば大丈夫、と安易に住宅ローンを組むことがいかに危険であるかがお分かりいただけると思います。

また、この前提知識は住宅ローンで金利の種類を選択する際にも絡んできます。念頭に置くとよいでしょう。

まずは知っておきたい金利の種類

家を買うときの住宅ローンは、金利の種類がいろいろある金利にも種類がいくつかあります。
各金利の概要と特徴を解説していきます。

変動金利型

金利が半年に一度、返済額が5年に一度見直されます。一般的に金利が低いことが特徴です。その反面、金利が高くなった場合に返済総額が増えるというデメリットがあります。

とはいえ、目先の金利の低さに、多少のリスクは仕方ないと考え、変動金利型を選択する方もいることでしょう。

しかし、住宅ローンをコツコツ払っていたにもかかわらず、最終的に数百万を請求された挙句返済できずに住宅を差し押さえられることも。

総じて年収が高く、景気の動向に詳しい方に向いている選び方といえます

固定期間選択型

金利を固定できる期間を選択できます。
固定期間は返済額が一定となり、その期間が長くなるほど金利が上昇する仕組みです。
固定期間後は再び固定期間選択型か変動金利型を選択することになり、その際に金利と返済額が高まるのが通常。

この点から金利と返済額が上がる前になるべく早く返済可能である、あるいは、将来的に収入アップが見込める場合は検討しやすいかもしれません。

全期間固定型

金利と返済額が完済まで一定です。
景気に左右されやすく不安定な変動金利と対照的に、安定した返済を行えることが最大のメリット。

その反面金利が高いケースが多く、世の中の金利水準が低くなった時、やはり、変動金利でローンを組めばよかったと後悔する場合もあり注意が必要です。

けれども、将来のライフスタイルは完全に予期できるとはいえないため、不安を最小限に軽減できる点で必要な選択肢であることはいうまでもありません。

代表的な住宅ローンの種類

住宅を購入するときのローンで、代表的な住宅ローン「フラット35」などは、住宅ローンに馴染みのない方でももしかしたら聞いたことがあるかもしれません。
代表的な住宅ローンの種類をいくつか紹介していきます。

フラット35

住宅金融支援機構と民間金融機関が提携した住宅ローン。ひと昔前は住宅金融支援機構の前身である旧住宅金融公庫が住宅ローンを組む役割を果たしていましたが、最近では民間金融機関の増加に伴い、フラット35が新たな選択肢として市場に馴染んでいます。

返済方法は全期間固定金利型であり、最長35年にわたります。固定金利のメリットを享受できるだけでなく民間ローンと比べて審査が緩やかであることで人気を集めています。

しかし、繰り上げ返済額の最低金額が100万円以上であるという条件設定があることは、固定金利を選択する上では気になる点です。

民間ローン

銀行、信用金庫、農協などで利用できるローンで、主に変動金利型、固定期間選択型を中心とした返済タイプを基本としています。
最近では全期間固定型のローンが充実してきたことからフラット35と優劣が明確につけがたくなりつつあります。

ここで、民間ローンを利用したほうが良いケースとして知っておきたいことが頭金なしで借りる場合。フラット35では頭金が住宅購入額の10%未満である場合元の金利が上がってしまうことで知られています。

それだけでなく、民間ローンでは借り入れの諸費用を借入金額にいれるという選択肢もあり、見過ごせません。

その他のローン

フラット35と民間ローンの比較を行う傍ら、その他の方法も考慮すべきところ。例えば自治体融資です。

住宅の購入からリフォームまでを対象に一定の要件を満たせば金融機関の住宅ローンに対する利子補填といったサービスを受けられます。
住宅を購入する前に、購入予定の住所を管轄する自治体に融資の制度があるかどうかは確認しておくとよいでしょう。

他のローンとして不動産会社と金融機関が提携するローンや財形貯蓄の有無を一つの条件として利用できる財形融資というサービスなどもあります。一つでも多くの選択肢を知っておいて損はないと思います。

まとめ

住宅ローンを組むまえに知っておきたいことを金利と住宅ローンの種類という観点からお伝えしました。
住宅ローンで失敗しないようにするには、結局のところ、将来の生活環境をどこまで具体的に見据え、最適な方法を選べるかに尽きるといえます。

本記事の内容を踏まえ、じっくり考えて住宅ローンを組んでみてください。