住宅ローンの比較のためにまずは金利の理解をすること

マイホームを買う際には、住宅ローンの攻略をいかに有利に進めるかが非常に重要な課題になります
と言うのも、住宅ローンは借入金が目に付きやすいのですが、実は支払い総額が大きな課題となり、金利によって大きく違って来るからです。

それでは、住宅ローンの攻略はどうすれば有利になるのでしょうか?

そこで、ここでは住宅ローン攻略のカギ、金利について考えて行きたいと思います。

住宅ローンの比較は大切、しかし理解はもっと大切

まずは金利について知ることがどれだけ大切であるかについて考えてみたいと思います。

金利の比較はやはり大切

最初に金利の比較ですが、単純な比較は難しいです。
と言うのも、ベースとなる金利はそれほど変わらなかったとしても、それぞれが優遇措置を展開していて、実質的な金利が違って来るからです。

そして、ある物では固定金利の期間を設けたり、変動金利であっても利率を引き下げたりして、優位性をアピールしています。

そのため、借りる立場としては、いかにして金利の正体を見抜き、比較して、有利なプランを選び取るかが重要となります。

金利を理解するのが重要な理由

それでは、金利は優位性を見抜くだけで良いのでしょうか?
実はそうではありません。と言うのも、住宅ローンの支払いの「総額」を考えた場合、金利の比較だけでは足りません。金利の理解が必要なのです。
具体的には、金利から発生する利子を予測して比較し、有利な契約を選ぶことが重要だからです。そして、そのためには金利についての理解が大切になるのです。

住宅ローン金利を理解する

金利を理解する上で、一般的な知識から入るのが良いと思われます。

金利には単利と複利がある

まずは金利の種類からです。
金利には単利と複利があります。

単利は利子が元金のパーセンテージの分だけついて行く物です。

100万円に10パーセントとすれば、110万円、120万円、130万円となります。

一方、複利の場合は利子がついた金額そのものに更に利子が付きます。
100万円で10パーセントの場合は、110万円、121万円、133.1万円といった具合にです。

そして、住宅ローンの金利は複利で効いて来ます。

住宅ローンの複利計算

住宅ローンは複利で効いて来ますが、金額が非常に大きいだけに、利子の額も莫大になります。

借入金を5000万円として、利子を1パーセントとすると、5050万円、5100.5万円、5151.5万円と続きます。
この数値、最初の方を見ていると、数万円にしか見えないので、大した金額の差では無い様にも見えるかも知れません。

しかし35年もの長期間になると、雪だるま式に膨れ上がり、非常に大きくなってしまいます。

金利と利子の関係

ここで、金利と利子の関係を、もう少し突っ込んでみたいと思います。

金利が違うと利子はどのように変わるか?

金利が違うと利子はどの様になるのでしょうか?
先の計算で分かることは、利子の伸びが直線的では無く、曲線的になることです。

と言うのも、1回目は50万円、次が50.5万円、その次が51万円加算される形になったからです。

そして、これが仮に0.3パーセント違い、1.3パーセントとなると、5065万円、5131万円、5198万円となります。

金利の比較と利子の比較

それでは、利子の差は1パーセントと1.3パーセントでは、どれくらい違うのでしょう?

先の計算…5000万円での例で言えば、3回まででも、トータルの差額が92万円違うことになります。

そして、この差が35年レベルで発生します。差額は天文学的とも思える数値にもなります。

住宅ローンを有利に返済するために

それでは、住宅ローンのを有利に返済するには、どの様な策があるのでしょうか?

自己資金を多くする

まず考えられることは、借入金を減らすことです。
と言うのも、複利とは言え、元金によって利子の発生が違って来るからです。

5000万円の利子と4500万円の利子では、仮に1パーセントとしても、50万円と45万円となり、差額が発生します。そして、期間が長くなるほど差の開きが大きくなります。

繰上返済の利用

もうひとつの手段としては、繰上返済の活用です。
繰上返済は基本的に元金の返済に充てられます。そのため、繰上返済の後は利子の発生が少なくなり、トータルの支払いが小さくなるからです。

まとめ

住宅ローンを攻略するためには、金融機関の金利の比較が重要なこと、そして、その差の意味を見抜くことが大切であることが分かったと思います。
金利の比較もですが、発生する利子の比較も大切です。利子の支払いも計画に入れて、効率良く支払う様にしましょう。